2006-10-09

ブレーキ故障列車の取り扱いに見る安全管理

ブレーキ故障列車で270キロ運行 JR総武・成田線
朝日新聞

千葉県内のJR総武線と成田線を走る電車が今年2月、ブレーキが2度にわたり一時故障したにもかかわらず、原因が分からないまま、客を乗せて・・・
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「指令が細かい状況を把握できていなかった」との弁明発表があった。
JR東日本に関わらないが、多種多様な列車車両が開発されているから、司令所の担当者が全ての車両の機器特性を覚えられなかったとしても不思議ではない。
しかし、異常の「原因」が分からないのに「正常に戻った」との報告で、そのまま通常運用に戻してしまう。
ダイヤ運用に支障があると判断し、一旦通常運用に戻したとしても、改めて運転士や車掌と連絡を取って、運用に関して司令所内で再検討はできたと思う。
列車運行の指示を行う司令所の安全認識はまだまだ低いと言わざるを得ない。

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