2010-01-11

祝・梅小路入館700万人達成 ほか

この1週間、立て続けに気分が明るくなるような話題が2件ありました。

入館者700万人を達成 梅小路蒸気機関車館で節目祝う:京都新聞

京都市下京区の梅小路蒸気機関車館が9日、入館者700万人を達成した。同館で記念式典があり、来館者とともに節目を祝った。...

梅小路蒸気機関車館|イベント情報
当館は日本の鉄道開業100周年を記念し、1972(昭和47)年10月に開館しました。その後、旧二条駅舎の移築を伴う大幅なリニューアル (1997(平成9)年)や、扇形車庫の国重要文化財指定(2004(平成16)年)などの幾多の出来事を挟みながら、2010(平成22)年1月9日午後2時頃、入館者数が700万人を達成しました。これも、ひとえに蒸気機関車に深い興味や関心を抱いていただいた皆様のおかげと心から感謝しております。
...「入館者数700万人達成記念」として、鉄道ファンに人気の「D型硬券(30mm×88mm)」に印刷した特別入館記念券を、有料で入館していただいた先着3,000名様(3日間合計)のお客様にお渡しいたします。

梅小路ではついに入館者数が700万人に達した模様。
そして、今日までですが、特別入場券も配布されているようです。
国内のテーマパークや博物館は、ごく一部を除き、依然として入場者数の少なさに苦しんでいる状況が続いており、私自身、1年以上、梅小路に行く機会を作れずにいます。
そんな中での明るい話題に、私はホッとすると共に、今年は何とか梅小路に行く機会を作ろうと思いました。

「私とみんてつ」小学生新聞コン:石原蔵人君が最優秀賞受賞 /岐阜 - 毎日jp(毎日新聞)
日本民営鉄道協会(東京都)が募集した第3回「私とみんてつ」小学生新聞コンクールで、各務原市立八木山小5年の石原蔵人(○○)君(11)=同市松が丘=が作った新聞「くらしと鉄道新聞 すべての人にやさしい“ユニバーサル・ステーション”」が最優秀賞を受賞した。
 石原君は幼いころから鉄道ファンで、よく家族で電車に乗って旅行するという。高齢で車いすを使うこともある祖父◎◎さん(74)の気持ちを考え、実際に車いすに乗った体験取材を行い、新聞を作り上げた。完成まで1カ月ほどかかった大作だ。
...
体験取材を「車いすの専用スロープがあっても実際に移動したら大変だった」と振り返った石原君は「駅で困っている人を見かけたら優しく接したい」と話している。...
( 念のため、本人の名前の読みと祖父の名前は本引用では伏せておきます。 )

各種団体の活動などもあり、バリアフリー対応の駅が増えてきたものの、その実施内容が不十分である場合も少なくないです。
病気して初めて健康の有り難さを知る事は多いですが、自発的に身体障碍(しょうがい)者の立場になって問題点を探ろうとする人は少ないです。
子供の素直な意識の中で、それを実行した少年の在り方に心温まります。

一概には言えないですが、昔の写真や話を聞いた所によると、昔の駅はまともにバリアフリー対応がされていませんでした。しかし、駅員や他の乗客らの手助けなどで、ある程度のフォローされていたようです。

現代は昔と比べて時代の流れが速いせいか、心に余裕というか落ち着きを無くしやすいような気がします。
本当に忙しい時は仕方ないものの、急ぎの用件がない時は、落ち着いてちょっと周りを見る習慣を身につけたいなって思います。