2009-10-14

鉄道の日にちなんで


今日は鉄道の日。
仕事の都合で今日休みが取れない事は分かっていたので、先週の土曜日(10日)に明治村に行ってきました。
明治村には現存する唯一の蒸気動車であるキハ6401が所蔵されている事は、一部の鉄道ファンにはよく知られています。
この蒸気動車は来年開館するJR東海博物館に収蔵が予定されており、この秋は明治村で過ごす最後の秋となります。そんなキハ6401の姿をいくつか撮影してきました。

馴染みの職員さんの話を伺った所、明治村としては所有者であるJR東海に返還をしたくないものの、野外博物館であり、現場レベルでは職員は限られている為、車両の保存にはご苦労があるようです。
実際、現在はコンクリート製の雨よけの下に静態保存されていますが、外装の痛みだけでなく、気遣いの足りない見学者による内装の痛みもかなりあります。
JR東海博物館での保存・展示は鉄道ファンとしては嬉しいですが、明治村ファンとしては展示物が減ってしまうので少し寂しいという複雑な気分です。








この日は新橋横浜間の走行経験のある12号機関車が充当されていました。
乗車した時に気付いたのですが、客車のデッキ手摺及び客車の入り口上部に「デッキにでないでください」の注意書きが取り付けてありました。
私自身、結構デッキに立って乗車していたので、残念でした。
しかし、足元がおぼつかない小さい子どもが真似して事故になる可能性を考えたら、一鉄道ファンとしてお手本になるように心がけて行動しないといけないなと思わされました。

2009-10-06

ブラックボックス


蒸気機関車:D51使い、科学の勉強行う--春日井 /愛知 - 毎日jp(毎日新聞)

春日井市弥生町の交通児童遊園で3日、保存展示している蒸気機関車D51を使って科学の勉強をする催しがあり、子供たち約30人が参加した。
理科離れが進む中、D51が動くメカニズムを通じて科学に関心をもってもらおうと、岐阜大の若井和憲教授(熱工学専攻)の研究室が開いた。

技術が発達して生活が便利になればなる程、道具がブラックボックス化してきている。
電化製品や時計、マイコンなど、昔は性能が低かったけど、構造が単純で分かりやすかった。
それ故に技術や科学が今よりずいぶん身近だった。
この記事を読んで、今の若い世代はある意味、不幸なのかも知れないと思った。
それはともかく、私の住んでいる地域には静態蒸機が無いので、蒸機ファンとしては寂しい。

あと1週間ほどで鉄道記念日。休みが取れるといいな。

2009-10-01

機関区の風景


今年前半は忙しい毎日でしたが、そんな中でも近場のSLスポットである大井川鐵道に行っていました。
今年のGWは大井川鐵道の企画イベント「新緑のSLカメラマン」ツアーが開催されました。
このツアーは、SLの撮影したい人(初心者~中級者)を対象に大鐵ポスターカレンダーの写真などを手がけている方を講師に迎え、普段入れない機関区や有名撮影スポットにて撮影のコツや注意事項を教えて頂きながら大鐵のSLを撮影しようと言う企画でした。

大井川鐵道株式会社 | 新緑のSLカメラマン」ツアーが開催

前日から現地入りして当日に備えていましたが、一緒に参加した友人が体調を崩してしまいました。当日キャンセル手続だけというのももったいないので、友人の体調の様子などを考慮し、ツアー最初の機関区撮影タイムだけの参加にしました。

撮影はあくまでも職員の業務に支障がない範囲で可能であり、その時間はSLの始業準備中の為、立入出来るエリアがかなり制限されていました。
当然、他の参加者がコマに写り込みやすいなど機関区風景の撮影としては満足とは言えなかったですが、普段は入れない機関区の様子が見られ、良い体験が出来ました。

また、乗換案内など情報サイト「駅探」から取材として鉄道アイドルの小倉沙耶さんがいらっしゃっていました。でも、私は鉄道アイドルには疎く、どんな方か知らなかったので話しかけたりサインをもらう事はできませんでした。
小倉沙耶レポート 大井川鐵道 SLカメラマン募集ツアー | 駅探


ちなみに、第2弾として7月に同様の企画が開催されましたので、再挑戦として、それにも参加しました。その時については、また別の機会に少し紹介します。