2010-10-14

鉄道の日に思う2010

今日は言わずと知れたとまでは言わないが、鉄道の日です。
仕事が休めそうになかったので、前倒しで鉄道に思いを馳せる為に今週11日に明治村に行ってきました。
約1年ぶりの明治村で感じたのは、SLや市電の楽しみが減ったという事でしょうか。

ホームには乗車する客と下車する客を分ける柵が設けられ、ホームから人がいなくなった状態でSLを出発させるというルールになっていました。
東京など大都市ではホームからの転落防止柵の整備が進められていますが、明治村も例外ではないのでしょうか。
以前はそんな柵が無くても、状況に応じてちゃんと列を作って並んだり、発車前には列車から離れる事は常識でした。
確かに体調が悪かったり、たまたま押されてホームから転落したり、イベントなどで熱狂的なって事故に遭う方がいますが。。。
諸外国からの観光客を呼び込もうとか、訴訟とかにならないようにと安全第一に徹する姿勢は理解できますが、元々諸外国と比べて過保護的だったのが、磨きをかけて過保護になっているような気がします。
日本の過保護に慣れると、そうでない諸外国の環境で問題に巻き込まれる方が多くなるような気がします。鉄道だけでなく物事一般にですが。。。

ホームで撮影できないならと向かった、とても好きだったSL撮影ポイントへの道も通行止め。
がっかり。


来春開館予定のJR東海の鉄道博物館へ行ってしまった蒸気動車があった場所は、今は休憩所&ワッフルのお店(土日祝限定)になっていました。
せめて壁面に、かつての蒸気動車の写真パネルくらい展示してくれたら嬉しいなと思いながら、シナモンアップルのワッフルを食べました。


残念な思いが多かった明治村でしたが、5年ぶりの御料車内部公開は非常に良かったです。
大宮の鉄道博物館で開催中の御料車イベントには負けるでしょうが、御料車の内部を通る事ができるという点では勝っているかも知れません。
更に御料車の回りには常設の説明パネルも増えていました。
重要な文化財が多くある為、維持管理費がとても大変そうですが、今後も明治村には頑張って欲しいと思います。
そして、私自身ももうちょっと明治村に訪れようと心に思うのでした。