2006-10-01

本日のポー占い

ポー占い:引き延ばし運上昇中

その死は悲しいが、引き延ばし的な苦しみから解放されたのを喜べるようになるのは、いつの事だろうか。

人はどこから来て、どこへ行くのか。
宗教が生まれた理由のひとつは、間違いなくその疑問に「答える」ためであろう。
先日のアラン・ケイ氏のインタビュー記事( 参照:本日のポー占い , 2006/09/29 )で、「科学者の中にも・・・政治や宗教になると科学者らしく考えない人もいる。」と述べられている。「宗教」は人を「科学」的ではなく「盲目」的に行動させるにさせるから良くないと読める。
過去・現在・未来と言う何千年・何万年の時間の流れの中で、もしかしたら「科学」は「人の過去・未来」の答えを人間に教えてくれるかも知れない。しかし、現在、せいぜい100年程度の限りある人生の中で、その答えを得られないと考えて間違いないだろう。
科学的に考えることはとても大切であるが、到達できない領域が自分にとって空虚なままで、不安な毎日を送るよりは、科学的思考が到達するまでの暫定的処置として「宗教」で穴埋めで不安を抑えられるなら、それは間違っていないと思う。
「宗教」は「不可侵」はなく「科学が未到達」である暫定領域のとして考えるなら、悪くないと私は思う。

気になる話題。

新コンビニは特急型
東京新聞
東日本キヨスク(東京都)は、常磐線の特急列車「フレッシュひたち」の車両をモチーフとしたコンビニエンスストアをJR水戸駅・・・
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新聞記事掲載の写真をぱっと見ると、ホームの反対側に列車が停車しているようだ。
遊び心がある、こういう話は私は大好きだ。

規制緩和と鉄道と安全

緩和一転、国主導に/背景に重大事故増加
神戸新聞

尼崎JR脱線事故など相次ぐ重大事故が背景となり、鉄道事業に関する法律が改正され、10月1日から施行される。これまで“会社任せ”の規制緩和が・・・
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小泉内閣は規制緩和によって景気が回復したと主張していたが、企業の回復の裏には、必要な物・事・人材まで削ってしまうという実態が非常に多い。
ガチガチに規制するのは企業活動を締め付けかねず良くないが、緩すぎるのも良くない。。。鉄道業界、建築業界、人材派遣業界・・・。
歯止めをきちんとかけて、かつてのように「さすが日本のものは違う」と言われるようにしなければ、10年後もしないうちに日本は再び大不況時代に入るに違いない。

JR東の新型車両は主要機器の二重化

JR東、中央線快速の新車両を公開
NIKKEI NET

JR東日本は1日、12月末から中央線の快速電車に27年ぶりに投入する新型車両「E233系」を、・・・
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運行に必要な主要機器を二重化による運行保証対策をしたり、ステンレスボディ採用・ペンキ使用量の最低限化により環境負荷を少なくしているなど、現在鉄道車両に求められている機能を付加した車両に私も好印象を感じる。
もちろん、そういう機能は初期投資額が大きいため、資本力のある鉄道会社でないとなかなか実現できない。しかし、資本力ある鉄道会社各社が、求められている車両を製造させることで、低コスト化のノウハウが蓄積され、やがては資本力がさほどない鉄道会社でも、このような車両が導入できるだろう。
それ故、JR本州3社を始め、資本力ある鉄道会社各社は積極的に導入し、ノウハウと社会の一員として共有して欲しい。

ふと気になったのである。主要機器の二重化による運行保証対策で、片方の系統に障害発生した場合、ダイヤ運行に支障のない所まで運用し、それから工場入りする事
になると思うが、工場入りさせるコストが惜しいとか列車のやりくりが煩雑だとして、他方の系統に障害が発生するまで、つまりその列車が運行障害に陥るまで、そのまま使い続けるんじゃないかと心配になってしまう。杞憂ですね?

屋内信号施設絶縁・・・他社は大丈夫?

JR東、屋内信号施設を絶縁化…京葉線トラブルで対策
読売新聞

東京駅地下構内で28日に起きた電気系統のトラブルで、JR京葉線のダイヤが丸1日以上乱れた問題で、漏電が起きた際の二次被害を・・・
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屋内・地下の信号施設には高圧電流対策が施されていなかったとある。
漏電対策は一般に、漏れた電流を誘導して地面(=アース)に逃がす方法を取る。その為、対策対象施設が地中にあると、例え漏電があっても漏れた電流は施設側には来ず、そのまま地中を流れていってしまう様な気がする。
電流は伝導率の高い経路を伝って、電圧の高い方から低い方へ流れる。それ故、地中にあっても、電流の流れやすい場所を選ぶのは考えてみれば、当たり前である。
今回の事故をうけて、JR東日本は屋内信号施設の絶縁・漏電対策を施すとの発表をした。
屋内信号施設の漏電未対策と言うのは、建設費を削減するために、優先順位が低いとJR東日本が独自に判断して対策していなかったのか?それともJR各社・私鉄各社も同様なのであろうか?
もし、屋内信号施設で漏電未対策の設備がまだあるとしたら・・・。
大都市や主要路線を優先して早期に調査・対策をしなければならないだろう。これがJR東日本だけなら良いのだが・・・。

ソバ畑とSL

秋ソバの花満開
東京新聞

今日から十月。そばの里、秩父市の荒川地区では秋ソバの花が満開となり、そこかしこで純白の花畑が広がっている。土日曜日は秩父鉄道のSL列車が・・・
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都市部では凝ったデザインの列車が多くなりました。しかし、掲載されている様なのどかな風景にはSLが似合いますね。
この写真って、晴れた日に白い花と黒い機関車を一緒に写すという、花がハレーションを起こすか機関車が真っ黒につぶれるかと言うギリギリを難しい撮影をやり遂げています。凄いです!