2006-01-26

観光キャンペーン

SL北びわこ号を運行 米原~木ノ本で来月3日間
中日新聞

JR西日本は、県などと連携している「冬の北びわこ周遊観光キャンペーン」の一環で、二月五、十二、十九日の三日間、米原-木ノ本駅間(二二・四キロ)でSL北びわこ号を運行する。・・・
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この冬も北陸線を走ることが決まったSL北びわこ号。
北陸線沿線の観光キャンペーンの目玉である。沿線にはガラス工芸などで有名な黒壁スクエアや琵琶湖に飛来する野鳥の観測ポイントなどがある。
SLをきっかけに周辺を知ってもらい、SL乗車と沿線観光というビジネスモデルは、静岡の大井川鐵道でも有効性が認められている手法である。単発的なイベント列車も良いが、観光リピーターを作る意味合いでも定期運行が望ましいと感じる。
古い車両ほど運行コストやメンテナンスの問題があるが、名物列車の定期運行は頑張って欲しいものである。

軽い判断が重大な事態?

伯備線事故、現場責任者ダイヤ表に列車遅れ記入なし
読売新聞

鳥取県江府町のJR伯備線で、上田伸也さん(21)らJR西日本米子保線区員4人が下り特急にはねられて死傷した事故で、現場責任者が所持していたダイヤ表に、列車遅れの書き込みや通過列車の有無を確認した形跡がなかったことが県警の調べでわかった。・・・
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通過順変更伝わらず? 伯備線死亡事故
日本海新聞
鳥取県江府町武庫のJR伯備線で作業中のJR米子支社の保線員が下りの特急スーパーやくも9号にはねられ三人が死亡した事故で、事故直前に現場責任者(23)が特急の後に通る上り貨物列車の警戒に当たるよう逆の指示を出していたことが・・・
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だんだん事件の真相が明らかになりつつあるが、単に列車が遅れるだけでなく、上りや下りの列車の順番が入れ替わるというダイヤの乱れが、現場では正しく把握できてなかった事が原因との見方が強まっている。
保線作業中の列車事故を防ぐため、JR西日本が開発中の列車接近警報システムの早期実用化を私も願います。