2007-12-30

本日のポー占い

ポー占い:対策運絶好調

めんどうくさくても、対策をしましょう

何か今日も無駄に時間を過ごしてしまったような気がする。

気になる話題。

リニア、別ルートに戸惑いの声 沿線「経済効果、期待できぬ」
中日新聞
・・・ 県や自治体などで構成する「リニア中央エクスプレス建設促進県協議会」が求めているのは茅野、伊那、飯田市を通るルート。県交通政策課によると、旧国鉄が提示した3ルートのうち「Bルート」と呼ばれ・・・
リンク

新聞記事に掲載されているリニア新幹線のBルートの図を見て、唖然とした。
超高速で走行させるために、極力直線コースにしなければならないのに、政治的配慮から酷く曲げられたコースになっているからである。
第一、途中にいくつも停車駅を作ったら、加速減速の頻度が高くなる。ただでさえ新幹線と比べてエネルギー効率の悪いリニア新幹線のエネルギー効率が下がってしまう。
そこに人がいるのだから、いくらか政治的な配慮が必要になるのは仕方ないと思う。
しかし、明らかに利権ありきとしか思えない計画は、長期的には負の財産を作ってしまう。

こんな、あまりにも不合理な計画が、政治的配慮で推しきられ実行されるとしたら・・・。前々政権から精力的に進めてきたはずの「改革」が本物なら、そんな事はないはずだろうが、まぁ、恐らく・・・と思う。

レール破断と安全技術

15ミリの亀裂見逃す JR千歳線またレール破断 過密路線の検査増検討
北海道新聞

・・・今回の破断地点は九月の定期検査で下方向には亀裂なしと判定されており、三カ月で一気に広がった形だ。同社は二○○三年以降、検査の精度が上がったとして危険個所の超音波検査を年二回から一回に減らしたが、このペースでは亀裂の発生を把握しきれないという検査の盲点・・・
リンク

「検査の精度が上がった」は「亀裂発見精度が上がった」だけであり、「亀裂発生時期の予測精度が上がった」と言う事では無い。
この新聞記事によると、検査を減らすどころか増やさないといけない状況にある事から、根拠無く楽観的に過去実績を適用できると仮定して検査体制を変更していたと思われる。

これはJR北海道だけの問題ではないはずである。
車輌や鉄道設備、運行ダイヤが何十年も変えられないような鉄道会社よりも、コスト削減に血眼になっている一方で、特に実績年数が長くない技術を積極的に取り入れている鉄道各社で起こる可能性が高いのではないかと思う。

SLと鉄道文化財の話題

若桜駅などを国の文化財に…鳥取・若桜鉄道が申請へ
読売新聞

鳥取県東部を走る県などの第3セクター・若桜(わかさ)鉄道(19・2キロ)は27日、若桜駅など鉄道施設16件を同時に国の登録有形文化財とするよう、文化庁に申請する・・・
リンク

転車台などを含めて多くの施設が国の登録文化財に指定されれば、観光資源として広く認知される。それにより観光客が増えて地域振興に繋がる反面、心ない人が現れる可能性もある。
いたずらされる事を如何に防ぎ、皆が楽しく過ごせる空間を如何に維持するか。
若桜鉄道に関わる人々の知恵と努力にかかっています。
頑張れ、若桜鉄道!

1年お疲れSLすす払い 大井川鉄道
静岡新聞
大井川鉄道は27日午前、島田市金谷の新金谷駅構内で年末恒例のSL(蒸気機関車)のすす払いを行った。 日タイ修好120周年を記念し、10月、タイ国鉄時代の緑色の車体で復活させたSL「C56形44号機」を磨いた・・・
リンク

こういう話題を聞くと年の瀬を感じます。
新年飾りやHMを付けたと言うことは、来年1月1日の大鐵の走り初め機関車はC5644かな?
正月は天気が良くなりますように!