2006-01-13

SLを活用しよう

湖魚の伝統料理いかが?
北陸中日新聞

湖魚を素材にした湖北地方の伝統料理を味わう「グルメの集い」が二月十二日、湖北町尾上の朝日漁業会館で開かれる。湖北の食文化や冬の自然をPRし、地域振興につなげようと町や地元の漁業協同組合で実行委員会を設けて開催。・・・
リンク


冬の知床で流氷観光を
北海道新聞
JR北海道は二十一日から、冬の知床キャンペーン「知床冬旅情」を始める。三種類の特別列車と専用の都市間バスを組み合わせることで、流氷観光などで訪れる旅行客が気軽に道東を周遊できるようにする。・・・


日常的な車両の『蒸気機関車』が、非日常的なイベント性の高い車両の『SL』になって30年になる。少ないながらも動態復活させる鉄道会社がある。しかし動態復元された姿は飾り付けられたりするなど必ずしも往年の姿ではない。その姿を嘆く人達がいる。確かに「時代の証人」としても動態保存なら問題がある。
時代の主役から蒸機が降りたのは、エネルギー効率や乗務員の労働の問題、環境沿線の環境問題などがあった。もちろん採算の問題も大きい。平成の時代になって、C623が北海道で動態復元したが、走れば走るほど赤字になり、復元の為に寄せられた鉄道ファンや企業の寄付による基金を取り崩す形で、走っていたのである。バブルがはじける等で基金が底をついて、C623は再び眠りについてしまった。
SLを運転するためには多大な資金が必要である。他の地域から撮影にやってきて、違法駐車などで沿線住民に迷惑をかけて、地元経済への貢献をしないと言う人が多くいると聞く。地元経済に貢献するSL列車目当ての観光客に来てもらう方がいい。
北びわこ号などを活用して地元観光を進める姿は、現在の日本では、蒸機の動態保存に残された唯一の方法かも知れない。

聞かぬは一生の損

60年前の姿が今現れる!
ASCII24

“さようならキャンペーン”を行なっている交通博物館で、普段は公開されていないJR中央線高架下レンガアーチ内や旧万世橋駅ホーム跡を見学できる“旧万世橋駅遺構特別公開”が本日より開始された。・・・
リンク

なかなか交通博物館に行く機会がなかったのですが、今回なんとか時間をひねり出して行ってきました。日程が決まった直前だったので旧万世橋駅遺構見学は事前予約はできませんでした。でも、当日予約枠が半数あるため、遺構見学できました。
第一印象は『戦中・戦後直後の時代からのタイムカプセル』。映画などに出てくる戦中・戦後直後の駅のイメージがそのまま残っていました。前の投稿で、移築とかして保存すべきと書きましたが、この雰囲気は一部だけ切り出して保存する事は至難だろうなと思いました。
遺構見学の後は普通に館内の見学をして、最後に1階中央ホールの休憩コーナーで飲み物を飲んで交通博物館を後にしたのですが、休憩コーナーの床面は中央ホールより高い位置に、それも2段階の高さがあり、1段階目の床面から2段階目の床面に行くところだけ階段が石段でした。
私はその時、SL全廃後にC57の搬入・展示に伴う大改装の前の博物館の名残だと思って納得してましたが、帰ってきてこのページを見て、びっくりしました。あの石段は旧万世橋駅の名残だったんですね。
もっとじっくり見てくれば良かったと後悔しても後の祭り。ちゃんと学芸員さんがいるのだから、疑問に思ったらちゃんと聞かないと損します。

最後の写真で「若いナンバーを求めて開館前から並んだ」と言うのを読んで思い出しましたが、博物館の券売機や入り口付近に「切符を複数枚購入しても記念切符は1枚」と言う内容の張り紙がありました。収集目的なのか転売目的なのか分からないですが、気持ちは理解できますが、みんなで楽しみを分かち合おうと言う気持ちが大切だと思う。