2007-01-30

本日のポー占い

ポー占い:高速列車運良し

何より、JR東海は動態保存機は持っていないし、この高速列車に似合いそうなJR東日本のD51498は、年中忙しい感じがするでしょう。

昨日、「鉄道車両はこうして生まれる」(学習研究社)を買ったのだが、ついつい読みふけってしまい、寝不足で、日中の暖かさも手伝って、眠い1日だった。

気になる話題。

旧国鉄石綿禍で初の提訴 神戸でも訴訟の動き 横浜地裁
神戸新聞
元国鉄工場勤務の男性がアスベスト(石綿)疾病で亡くなったのは、旧国鉄が安全配慮義務を怠ったためとして、横浜市内の遺族が二十九日、・・・
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小児科医や産科医が激減している主要な理由の一つとして、医療ミス訴訟を嫌がるという事があると言われている。
医療ミス訴訟の内容を見ていると、明らかな手抜きによる医療ミスは存在するが、大半の医師にとって正しい判断ができないのも当然と言う難レベルの問題にぶつかり最善を尽くしてもダメだったと言う場合が多いような気がする。
確かに天才的な医師は存在する。彼らにとっては解決可能な問題であっても、他の医師が可能であるかは別問題である。全ての医師・医療はベストを尽くさねばならぬと思うが、最高水準の結果を求めてはいけないと思う。
アスベスト問題・・・アスベストは耐火性・耐熱性・加工性に優れた理想的な素材としてもてはやされた。
国も法整備をしているにも関わらず、アスベストに対する防護対策をしていなかったのなら、安全配慮義務を怠ったと言える。しかし、アスベストの危険性が叫ばれていても、国による法的規制を待たず自発的な規制を実施するような企業は、あまり一般的ではない。最初の法令が制定されたのは1971年であり、その内容も今の基準から見れば、無いよりは良いだろうってレベルである。
また、一般的に認知が浸透してきたのは、そんなに古い時期ではないと思う。実際、約20年前の私が中高生の時代には、科学実験でフラスコ中の薬品加熱にはアスベストを使った金網をごく当たり前のように使用していた。
確かに本人や遺族にとって、「過去」において、「現代」レベルの「安全対策」がされていれば!と悔しく思う気持ちは理解できるが、現代レベルの内容を過去に適用してはいけないと思う。
敢えて訴訟を起こすなら、相手は、旧国鉄ではなく、法整備を怠ってきた国であると思う。
( 薬害エイズと同じレベルの問題。 )

突風による被害をなくせるか?・・・観測用ドップラーレーダーがいよいよ稼働

突風観測用ドップラーレーダー JR東、余目駅に設置
河北新報

山形県庄内町で2005年12月に起きたJR羽越線特急転覆事故を受け、JR東日本は29日、事故現場近くの余目駅に、竜巻などの突風観測に有効なドップラーレーダーを・・・
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いよいよJR東日本のドップラーレーダーが稼働開始する。
航空機用の場合は、空港付近の地形は比較的平坦で、空気の流れなどを乱す要因が限られてくるためあるため、ドップラーレーダーの観測データを利用するのは比較的容易ではないかと感じられるががそのまま利用するのはしやすいと感じられる。
一方、鉄道の場合は、必ずしも線路近辺が平坦な場所ばかりではなく、線路は高層ビル群の谷間だったり、高架橋の上だったりするので、地表の構造物情報を加味して計算しないと、利用が難しいかも知れない。
( 海底地震による津波が押し寄せた時、開けた海岸よりも入り江の海岸の方が到達時の津波の高さが高くなり、予測が難しい状況をイメージしています。 )
如何に的確な予測ができるかのお手並み拝見と行きたい。( もっとも、そう言う事態が起きないのが一番であるが。。。 )