2006-05-26

鉄道と福祉

「人にやさしいJRを」 27日・鉄道ふれあいフェア ふれあい
埼玉新聞

鉄道マニアには見逃せない「JRおおみや鉄道ふれあいフェア」が今年も二十七日午前十時から、・・・
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毎年恒例の大宮のイベントは、珍しい車両に会えるなど、鉄道ファンに嬉しいイベント内容である。(残念ながら、これまでも今回も私は行く機会に恵まれていないが。。。)
車両基地は本来障碍のない職員達のみが使う施設のため、駅などと比べて障碍者を意識して作られていない。だから、最初に福祉バザーを開くまでは、準備がかなり大変だったに違いない。
昨年の脱線転覆事故などを見ているとJR東日本に問題はまだまだ多いが、「人にやさしい」を考えられる人がいる限り、まだ大丈夫かなと感じる。

いい日旅立ち

青森で“第2の人生” かみね公園のSL
東京新聞

日立市宮田町のかみね公園に展示されている蒸気機関車(SL)が、津軽の地で“第二の人生”を送ることに・・・
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7月ウェスパ椿山に蒸気機関車
東奥日報
弘前市のNPO(特定非営利活動)法人「五能線活性化倶楽部」が茨城県日立市から譲り受けた蒸気機関車(SL)が七月七日、・・・
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五能線に動態復元したSL走らせたいというプロジェクトは、ゆっくりだが、しっかり進んでいる。
いままで、五能線活性化倶楽部側の視点から見た記事が多かったが、今回は日立市民の視点からの記事もあった。それによると、送り出す側の日立市民の協力もあり、動態復元プロジェクトの第一段階である「車両の確保」が出来、7月7日に弘前市に到着する予定とか。
まだまだ最終目標までは遠そうで、大変だろうが、是非やり遂げられることを願っている。

かなり大変な作業

JR東海、高架橋柱の耐震補強で「鋼製パネル組立て補強工法」を開発
日経プレスリリース

東海道新幹線の高架橋柱の耐震補強に関しては、平成20年度完了予定で鋭意進めています。現在、耐震補強の対象である高架橋柱の中には、駅部を中心に高架下が店舗・事務所等で・・・
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記事から添付(リンクされている)のPDFを見ると、従来からの耐震補強工事の大変さがよくわかりますし、今回開発された工法が、かなり画期的なものという事もわかります。
気になるのは、どれだけ強度が上がるかとコスト問題です。これからも改良されていくだろうから、全体的に見ると問題ないのかな?
もう少し資料があると良かった。

初心忘れるべからず(進学編)

進学お悩み相談室Q&A 電車の運転手になりたいのですが…
毎日進学ナビ

Q.小さい時からずっと電車が好きで電車の運転手になりたいと思っています。今は高校生で、・・・
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小さい頃からずっと同じ夢を抱きながら大きくなるって事は少ないものです。
悩みに対する回答は、鉄道の仕事は運転士だけでなく、いろいろあるから広い視点で考えてみようという主旨である。
広い視野を持つというのはとても大切だ。しかし、相談者はまだまだ若いのだから、脇目を振らず、信じる道を突っ走って行くのも良いと思う。上手く進めれば万歳だし、壁にぶつかっても、それは人生経験という大きな糧になるのだから。

技術移転

上海杭州リニア、時速500キロも 核心技術は独側に
人民網

新華網の報道によると、23日午後、ドイツのメルケル首相がリニアモーターカーの視察のため、上海市内から・・・
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技術移転に関しては、どこまで移転するかを決めるのはとても難しい。
かつての日本がそうだったように、技術力向上の基礎には「模倣」があり、模倣を重ねていくうちに、核心の技術に到達する。そこに達した時、それまでの経験によって、その技術の問題点が見えてくる。
リニア交通システムの核心技術は移転しないと言っても、中国側はどんどん模倣して、技術をどんどん身につけていくだろう。
ドイツだけでなく、リニア技術を開発している日本も、ひたすら前進しかない。そういったライバルの出現は、世界的な視野で見ると大きな技術革新に繋がる。良くも悪くも。。。