2006-04-05

きまぐれポー川柳


「占いを
  交流したる
   蒸機かも」

JR東海も負けじと?

脱線防止に“二重レール” JR東海が試験導入へ
中日新聞

二〇〇四年十月の新潟県中越地震による上越新幹線の脱線事故を受け、JR東海は本年度中に脱線後の新幹線の横転や暴走を防ぐ「脱線防止ガード」を営業区間の一部線路に、「逸脱防止ストッパ」を一部の車両に試験設置することを決めた。・・・
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やっと完全民営化されたJR東海であるが、JR東日本と比べると華やかさは無いような気もするが、鉄道の安全運行技術として見ると比にならない重要な技術である。
一般的に安全性を高めるほど利便性は下がる。その折り合い点を見つけるのが大変である。JR東海と鉄道総研の開発した脱線防止技術の試験設置結果が待たれる。

本日のポー占い

ポー占い:路面電車運わるそう

ちょっと残念ですね~7月から撮影開始し、来年の夏に路面電車予定だそうですーこれは、注目です!!!

先日、旧三越大阪店解体現場で見つかった明治期のレールのニュース記事を紹介したが、それに関して掲示板の方に、それに深く関わっている方から書き込みを頂いた。
その方が別の掲示板にレポートされている記事を読んだが、調査作業の大変さとそれを上回る資料の素晴らしさが伝わってきた。
掲示板の記事保存期間の関係で、初期の記事は失われているが、鉄道初期の歴史に興味ある方は一見の価値があります。

北近畿鉄道友の会舞鶴支部掲示板
http://res9.7777.net/bbs/photoconcert/

新技術開発に意欲的?

世界初の燃料電池列車 試験車両、近く完成 JR東日本
西日本新聞

大気中の酸素に水素を化合させて電気を発生させる「燃料電池」を搭載した世界初の列車をJR東日本が開発、近く試験車両が完成することが分かった。・・・
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確かに自動車ではインフラ整備問題で難しい燃料電池車両であるが、鉄道の様に決められた場所しか行かない(行けない)システムでは非常に有効だ。
電力線を使う送電システムでは、送電過程で失われる電力量は無視できない。ダイヤの密な路線なら喪失電力よりも動力供給システムとして利便性が勝るが、過疎な路線では無視できない。
燃料電池車とディーゼル気動車と比較して、システム的に二酸化炭素排出量や経費でどちらが良いか実績がないので判らない。来年夏からの小海線での実験結果が待たれる。

特許?

屋根から「猫耳」、ミニ新幹線の新型試験車両公開
朝日新聞

JR東日本は5日、ミニ新幹線の山形・秋田新幹線用の新型試験車両「FASTECH(ファステック)360Z」の運転室などを報道関係者に公開した。・・・
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先日公開されたJR東日本のフル規格新幹線の新型試験車両に続いてのミニ新幹線の新型試験車両の話題。特徴的な猫耳型ブレーキ補助装置がこちらでも採用されている。とても利用価値が高いとシステムだと思う。JR東海・西日本の新型車両でも採用はしないのだろうか?
ただ気になるのは、これを使用した場合の回生ブレーキによる電力回収量である。
現在製造されている普通の電車を含め、停車時に運動エネルギーを電気エネルギーに変換できる回生ブレーキを採用している。これはトヨタ自動車がハイブリッドカーを発表して一般にも知られるになったシステムである。
猫耳型ブレーキ補助システムが回生ブレーキシステムになってない、つまり運動エネルギーを電気エネルギーに変換できないブレーキシステムとしたら、それだけ「無駄に」エネルギーが失われる。
省エネが叫ばれる時代だから、それくらいは考えていると思うが。。。何にしろ詳しい情報が入手できないことには何とも言えないか。。。