2012-05-05

B6形2412号に会いに名古屋市科学館へ

昨年10月、B6形2412号に名古屋市科学館に行ったものの、科学館の屋外展示エリアは工事中だった為、2412号機には会えませんでした。
今度こそは...と今年のGWは名古屋市科学館に行きました。
開館40分前の時点で、プラネタリウム希望者の列が科学館をぐるっと1周する程だった為、プラネタリウムは諦めて常設展示のみを見る事にして、
屋外展示のお目当てのB6形2412号機関車を撮影しました。

昨年10月の時と違ってブルーシートの覆いも無くなり、その姿がすっきり見えます。

機関車横の階段を上がればキャブ内部を見られるかなと思っていたのですが、階段の手前に鎖が張ってあり上れません。
何かのイベントでキャブ内部を見学できるようにするのでしょうか。

ふと気付いたのですが、この保存機には庇(ひさし)が付いています。B6形の古い写真を見ていると、庇が有ったり無かったりといろいろです。
配属された機関区で独自に取り付けていたのでしょうか。

綺麗に再塗装された姿を見るとホッとします。

静態保存では手入れの手間を省く為、往々にして主連棒がコテコテにペンキ塗りされます。
ここではそんな事はなく、ホッとしました。

蒸機と科学館のツーショットを撮ってみましたが、やっぱりしっくりきません。

名古屋市電1400形1401号機も綺麗になりました。

市電と科学館のツーショットは意外に合うような気がします。

理工館4階の天文館のすぐ横から蒸機と市電を撮影してみました。
貧弱なコンパクトデジカメではあまりクリアに撮影できません。

理工館3階の鉄道ジオラマ...正式には都市パノラマですが...では、オペレータによる実演が行われていました。

車輌前面にカメラが搭載されており、そこからの映像を壁面に投写していました。
実演の時だけで無く、実演以外の時も表示できるといいのですが。。。

オペレータ室内の様子。
操作室の前からテレビ塔や名古屋市役所庁舎が見えます。
でも市役所庁舎の隣にあるはずの愛知県庁舎が見当たらないですね。

オペレータ室はこぢんまりしていますが、このデザインは好きです。

屋外展示の目玉とも言うべき、H-IIBロケットの開発試験用の実機です。
さすがに全体ではないですが、主要部が展示されています。
フェアリングの横に出っ張った部分がありますが、これは補給機「こうのとり」の出っ張りを覆う部分だったそうで、この部分は実際に宇宙に行った部品だそうです。

国際宇宙ステーションの日本の実験棟「きぼう」の船内実験室の構造試験モデルです。
スペースシャトルで宇宙に運ぶ時に、シャトルに与える影響評価の為のモデルだそうです。
覗き穴があったので期待して覗いてみましたが、残念な思いをしました。

生命館の階段横の窓から見てみるのも一興です。

ちなみに生命館の2階にマプサウルスの復元骨格(化石のレプリカ)が展示してあります。
科学館のレストランのメニューには、そのマプサウルスをイメージした食事が用意されています。

それが、マプサウルス・ハヤシライスです。
まぁ、恐竜の形をした揚げ物と小さいゆで卵が載せてある以外は普通のハヤシライスです。

また、コインロッカーの扉の図柄が元素周期表ってのも科学館らしくて良いです。

常設展示物と蒸機の撮影で1日が終わりました。