2006-10-07

本日のポー占い

ポー占い:利用運不調

リンクちゃんと利用されているSLは全国にどれだけあるのでしょうね。

今日は久々に晴れた一日だった。風が強いのが難点だったかな。
今日は休みだけど、日常の週間というか、仕事のために起きる時間に目が覚めた。
老化が進んで睡眠が短くなったのか、それとも、正しい生活リズムを体内時計がもてるようになってきたのか?

今日は話題が少々少ないので、気になる話題はなし。

なお、体調(というかノド)が回復すれば、明日は豊橋に行ってくる予定なので、ブログの更新はないでしょう。体調が回復してなければ、ブログを書く予定にしています。

DMVと観光振興

南阿蘇鉄道DMV検討 線路も道路も走行OK 県、観光振興にも期待
西日本新聞

県は南阿蘇村−高森町を結ぶ第三セクター「南阿蘇鉄道」に、線路と道路を走れる新交通システム「デュアル・モード・ビーグル」(DMV)の導入を検討・・・
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観光振興・・・DMVが導入されたら、その当初はDMV自体が観光対象になるだろうが、問題はその次である。
いくら交通の便が良くなっても、見たいと思わされるものがなければ、観光客はあまり行かないだろう。DMVと同様に、その地域全体の近未来ヴィジョンを持たねばならね。
もし間違ったヴィジョンを持ってしまうと、先日廃止になったピーチライナーのように利用客が伸びず、やがて廃止になってしまうだろう。
口で言うのは容易いが、実行はかなり難しい。三人寄れば文殊の知恵と言うように、沿線住民を中心に意見を出し合って、頑張って欲しい。

DMVと安全性

DMV安全性を検証 JR北海道と国土交通省 実用化へ技術評価委
北海道新聞

JR北海道と国土交通省は四日、来年四月からJR釧網線で試験的営業運行を始めるデュアル・モード・ビークル(DMV)の安全性を確認する「DMV技術評価・・・
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「この10年事故はないから大丈夫」という保証はない。
「なぜ福知山線脱線事故は起こったのか」(川島令三著)の本を昨日ようやく読み終えた。「鉄道は経験工学」つまり過去の失敗や成功の経験から次のステップに進んでいく工学と言うことである。
( もっとも工学の分野は、理論的に分かっていない事でも過去の経験を元に実用化が出来れば問題にしないと言う傾向が強いので、工学のほとんどが経験主義って気もするが。。。)

先日のJR京葉線の漏電による信号制御トラブルについて、鉄道に関わる人の観点からの話を読んだ。
「新聞やテレビ報道で、バックアップ無しが強調されていましたが、機器室内でのバックアップは用意できても、現場機器のバックアップは出来ないので、今回、大規模なバックアップがあったとしてもダメでしょうね。」( 引用元:車掌の乗務日誌、2006/10/01 )
現場機器のバックアップは、制御室だけあったとしてもバックアップでは今回のトラブルは避けられなかっただろうとの意見。確かにその通り。
私は、以前、東海道新幹線の第2司令室の例にして思いつくままに書いたが、この思いつきは、安全運行が司令所だけで実現されている訳ではないから、十分なメリットがあるわけでないと分かった。
それでは、どうしたら良いのだろうか?単なる漏電に限定するなら、対策を練ることはできるかもしれないが。。。

信号制御を中央制御方式ではなく、自立的な分散制御方式は実現できないだろうか?
敵国から攻撃を受けてある指令系統を破壊されても、指令系統全体が不能にならない為、複数の拠点が複数の経路を用いて繋げるアイディアで冷戦下の米軍が研究・開発したネットワークがインターネットの原型である。
国産OSであるTRONは、リアルタイムOSと呼ばれ、パソコンの様な複雑な制御をやるよりは、制御内容は比較的単純なものに限られてしまうが、即時応答性の高い処理をこなすのが得意である。それ故、家電のマイコン制御用のOSとしては、かなりのシェアを持っている。( 一時期よりはシェアは落ちているが。。。 )
いくつかの閉塞区間でひとつのグループを構成し、そのグループ毎に小さな制御マイコンを備え付ける。そのマイコンは他の近接または特に設定された先の制御マイコンを交信し、列車の進入や脱出を禁止したり、事故発生時に利用出来るルートなどを司令所や列車に自動通達できないだろうか。。。
これが実現すれば、もしかしたら、新幹線登場以来の日本において快挙になるだろう。。。しかし、資金的にも時間的にも政治的にも厳しいだろうな。。。