2011-04-26

東日本復興に向けて

河北新報 東北のニュース/鉄路復旧、明と暗 新幹線は早期再開 沿岸路線めど立たず

東日本大震災から1カ月半で東京―仙台間の復旧を果たした東北新幹線。大型連休初日の29日には、全線再開を迎える予定だ。ヒト、モノの集中投入で早期の再開を達成し、東北の玄関口の仙台駅を中心に在来線網もほぼ復活した。一方で、津波被害を受けた沿岸路線の復旧のめどは立っていない。...


新幹線「東京―仙台」再開も…停電でストップ ― スポニチ Sponichi Annex 社会
東日本大震災の被害で運休していた東北新幹線のうち福島―仙台の運転が25日、再開し、45日ぶりに仙台―東京の直通列車が走った。午後には停電のため、上下線で一時運転を見合わせたが、被災地では、今後、首都圏とのアクセスが向上することで復興に向けた動きが早まるとの期待が高まっている。...


資金と人員が有限である限り復興活動に優先順位が発生するのは避けられない。
だからこそ、水道や道路、電気などのインフラと同様に、それに関わる人々に希望を与えるシンボルを優先して復旧させたい。
そう言う意味で区間限定とは言え、東北新幹線が早々と営業を再開した事に驚かされ、希望の光を感じる。

残念なのは、架線補修が不十分で復興のシンボルたる新幹線が停電で停止してしまった事である。
短期間でここまで復旧させた作業員の方々の労苦に頭が下がります。
経営の観点からも早く営業を再開すべく、突貫工事は仕方ないものの、点検はしっかりして欲しい。
JR東日本の経営陣には、机上の数値だけでなく現場の状況をしっかり把握して、日本を代表する新幹線システムの品質や評価を下げないように勇気を持って気を配って欲しい。
もちろん作業員への気配りも忘れないで欲しい。