2007-03-03

既存の安全確認方法に欠点あり?

JRが木津駅で3重ミス、徐行せず
読売新聞

・・・工事のため35キロに徐行するはずだった始発電車が、70キロで通過・・・連絡ミスや運転士の標識見落としなど三つミスが重なって・・・
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3つのミスが重なると言うのは、普通に考えれば、発生確率はかなり低いと思われる。
絶対失敗をしない人間はいない。だから何重もの安全確認をしなくてはならない。
本当に稀な偶然なのか、それとも安全確認が日常的におざなり状態になっているのか。。。後者ではなく、前者である事を願う。
それにつけても、本当に死傷者が出なくて幸いだった。
ほかの鉄道会社では、どんな安全確認方法を実施しているのだろう。

本日のポー占い


ポー占い:運転手逮捕北海道新聞運上昇中

北陸鉄道と連携し、風向運転手逮捕北海道新聞の遠隔計測・警報システムを構築・・・

今日は桃の節句。姪っ子の初節句でした。
姪っ子が元気にすくすく大きくなりますように!

卒業と廃線とSL

瞳の先 輝く未来
北陸中日新聞

魚津市の村木小学校六年生の二十八人が二日、卒業記念として、学校のシンボルになっている蒸気機関車(ミニSL)「チャコ」を磨き・・・チャコは鹿島鉄道の第一号の機関車。鉄道は廃線に・・・
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思い出の機関車磨く 魚津市の村木小6年生が卒業前に
富山新聞
・・・蒸気機関車「チャコ」を油のついた布で磨き、卒業の思い出に・・・チャコはドイツ製で、一九二三(大正十二)年に鹿島鉄道・・・国内では村木小と滑川市に同型の機関車が残るだけ。・・・
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今月末でいよいよ廃線となる鹿島鉄道。そこの1号機関車だった機関車は今も大切に保存されている。
残念ながら鹿島鉄道は無くなってしまうが、地域住民の足として活躍した鹿島鉄道の記憶として、いつまでも大切にされて欲しい。

そして、高齢化・少子化社会・環境重視の社会に合わせて、地域住民の足となれる鉄道が、無理のない経営形態で遠くない将来現れ、その様子をチャコが見守れる事を願う。

炭坑の街にSLは光を照らせるか

「炭鉱の街」夕張にSLを 17施設受託の加森観光社長
東京新聞

財政破たんした北海道夕張市の・・・施設の運営を受託することになった加森観光・・・集客アップのためSLを走らせる構想・・・石勝線新夕張-夕張間の約16キロで運行を目指し・・・
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神森観光がもっている構想と類似するものとしては、シーズン毎に走るSL北びわこ号が北陸本線沿線の観光活性化に一役買っているケースが挙げられるだろう。
しかし、SLはあくまでも集客の起爆剤であって、その沿線に十分な魅力あるスポットがなければ、しばらくすれば、SL目的の人しか集まらず、集客アップ構想は失敗に終わるだろう。
今まで多大な資金を投入して運営されてきた多くの施設を、如何に早期に、如何に魅力有るものに変えられるか・・・神森観光や地域の人々の力と知恵が試される。

付け加えるなら、炭坑の街に似合うのは、C11ではなく、JR北海道が持っていないD51だと思うのは、私だけ?