2007-02-26

本日のポー占い

ポー占い:地域格差運上昇中

先日、時間がなかったなどの理由で何も色調整せずにお地域格差プリントしたデジカメ写真に納得できなくて、色調整してもう一度お地域格差プリントした。

春眠暁を覚えず・・・ではないが、妙に眠い1日だった。
仕事の帰りに本屋に寄って鉄道雑誌を立ち読みした。
鉄道ジャーナル社から今月何本かのDVD発売の広告に目が行った。欲しいと思っていた作品が一気にDVD化される。。。嬉しい気持ちはあるものの、財布の中が一気に寂しくなりそうなので悩ましい気持ちでいっぱいだ。

基本技術と地方大学

風速データ遠隔計測 列車の突風事故防止 穴水の石川職能短大がシステム構築
北國新聞

・・・北陸鉄道と連携し、風向風速の遠隔計測・警報システムを構築・・・風向観測もできるように・・・耐雷トランスを併用・・・NTT回線の光ファイバー網を利用することでコストを抑え・・・
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こういう地味だけど大切な基本システム構築技術は、国公立大学を含む公的研究機関が開発し、多くの企業や団体に利用してもらえるように公開すべきである。
国公立大学の独立採算制の導入・推進は、いままででも科研費目当ての内容が偏りがちな大学の研究が、企業や受験生にも印象が良いようにと一層偏った研究に集中する危険性を増大させる。
そんな地味だけど大切な基礎研究が疎かにされれば、長期的視野に立てば、日本の技術力の低下は免れない。

この新聞記事に出てくる石川職能短大の鉄道突風事故防止システム開発の話を聞くと、これからのビジネスチャンスは意外に地方大学でこそ生まれるのではないかと思ってしまう。
何故なら、大きな特許や基本技術は、多くの人には見向きもされない領域から生まれる事が多く、都市部の大きな大学が見栄えの良い研究に集中する事で、地方大学が実施できる研究領域の余地が広がるからと考えるからである。

踏切事故と書類送検

JRの5人を書類送検へ
中日新聞

愛知県蒲郡市のJR東海道線で警報機に「こしょう」(故障)と表示された踏切に女性=当時(69)=が入り、電車にはねられて死亡した事故で、県警交通指導課と蒲郡署は・・・
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旧国鉄時代から続いている踏切の表示システムが近年問題になっているのは、今の鉄道ダイヤが旧国鉄時代には想定されていなかったダイヤ編成である事の現れであり、時代にあったシステムに更新する事は、それを管理・利用するJR東海の義務であろう。
しかし、そのシステム更新を怠った会社ではなく、システム更新に対する権限を持たないと思われる職員を書類送検する愛知県警のやり方は、トカゲの尻尾切りのようで何か釈然としない。
( もちろん、JR東海の社内規則に反していた事が立証されれば、その職員たちの責任になる。 )

遺族の主張「JR東日本は踏切に警備員を置くようになったと聞いた。JR東海でも今後そうした措置をするべきだ」と言うのは理解できないわけではないが、どの踏切に警備員を配置するかの問題がでるだろうし、すべての踏切に警備員を配置したら、鉄道の安全神話を崩してまで旧国鉄時代の赤字を減らしてきた民営化の意味は無に帰してしまう。

「通行しゃ断中わたらないで他へお回り下さい」への表示改修もどうかと思う。他の踏切に回って、渡れなかったらどうするのか。下手な事を表示せずに「通行しゃ断中」だけで十分ではないか?
携帯電話が普及した現代ならではであるが、問い合わせ先の電話番号を表示して、踏切の故障なのかダイヤの乱れなのか分からず、困った人がJRに対して問い合わせできるようにする手もある。。。迷惑電話が多くかかって、JR側が大変かな?