風前の灯火
四川省に残るナローゲージの蒸気機関車
エクスプロア広州
上海近郊でもほんの最近まで蒸気機関車が見られたが、現在は完全に姿を消した。・・・
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中国の蒸気機関車は風前の灯火であるという事は知っていたが、話題に上がっているのはモンゴル地区のものばかりで、四川省にナローの蒸気機関車が生き残っているとは知らなかった。
現在の日本がそうであるように、中国もやがて無煙化が完了し、蒸機を懐かしむ声の高まりに合わせて復活蒸機のイベント列車が各地を走るようになるのであろうか。
・・・蒸機、鉄道、心にうつりゆく由無し事。
掲示板にコメントを頂きましたので、ここに転載します。
耐震補強についての疑問
記事が気になる男 at 5/27(土) 20:48:05
耐震補強のコメントに寄せて。
今回の小型プレートによるものや前回の鉄板補強、これらは柱にせん断力が加わった時コンクリートの破断するまでの変形を大きくすることであって架構全体の強度を増加したのではありません。
要は柱の変形に対する粘り強さを増すこと、せん断に対しての補強に過ぎません。せん断に対しての基、規準の不備が神戸大地震で露呈しただけではないでしょうか。
耐震補強が架構全体の強さを増すことを意味しているなら、岩手の北上駅のような再補強で採用されているような工法こそ耐震補強といえるのではないでしょうか。北上駅では柱の鉄筋が切れたため已む無く曲げ応力に対しての補強として方杖などで柱に加わる水平力(せん断力)を少なくする工法を採用したものです。
柱の上下、すなわち上部の梁、下部の基礎との接合部では柱の曲げ、せん断共に補強は出来ていない。地震の度に規基準の不備をつかれ、工学の進歩と称して改正を繰り返している。だから耐震偽装以外にも多くの既設構造物が不適確構造物になっている。
破壊してから理屈、理由を付ける技術者、学者達、これでは解説者、評論家ではないか。大きな視点から耐震を考え、対処策を考える技術者よ出よ。
ブログにうまくコメントが付けられない。教えて。