2007-11-03

本日のポー占い

ポー占い:紅葉運停滞中

紅葉をするとBOY復活レベルがアップ

今日は久々にのんびりしようと思ったが、今まで忙しかった分、おざなりになっていた私的にやる事を片付けるので1日が過ぎてしまった。

気になる話題。

鉄道博物館、人気が再燃──交通科学博物館や梅小路蒸気機関車館
日経ネット(関西版)
各地の鉄道博物館で入場者が増え、「鉄道ブーム」の再燃では、と注目・・・ 蒸気機関車などを展示している「梅小路蒸気機関車館」(京都市下京区)もここ数年、入場者数は右肩上がり・・・
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鉄道博物館のSL運転シミュレータについて知人と話していた時、知人が話した事であるが、SLの聖地である梅小路蒸気機関車館こそ、真っ先にSL運転士シミュレータが導入されるべき博物館ではないのか?と。私も知人と同感。

踏切横断者を危険から守るために

遮断機962カ所改良へ JR北海道 踏切トラブル頻発で 工事費9億円
北海道新聞

・・・列車が近づいても遮断機が下りない事例が五件発生。通過中に突然上がる事例が二件・・・同社は鉄道総合技術研究所(東京)とともに原因を調査・・・警報機と遮断機は正常に作動するようシステムの回路を追加・・・老朽化が目立つ三百十三カ所の装置を新品に・・・
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今回の記事は、JR北海道で踏切の重大なトラブルが多く発生した事に対する、調査や対策について書かれていた。
北海道は本州以南と比べ、厳しい環境の場所も少なくないため、それだけ機器の老朽化・劣化は早いのかも知れない。
しかし、近い将来、本州以南でも同様の踏切トラブルが多発するかも知れない。
鉄道各社には、その時に備えて対策して欲しい。
また、ローカル鉄道などで経営が厳しい会社には、国や自治体がしっかり支援して欲しい。
世界の安全も大切であるが、国内の安全を二の次にして欲しくない。

脱線簡易シミュレーションで安全を向上できるか?

脱線判定ソフトを開発  京大名誉教授、JR尼崎事故の解析通じ
京都新聞

・・・車両や乗客数、カーブなどのデータを入力すれば、列車がどれだけの速度で脱線するかが分かるシミュレーションソフトを、堂下修司・京都大名誉教授(情報処理)が開発・・・計算の簡略化で、一般的なパソコンでも可能・・・
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そもそも、こういう安全運行にかかわるデータは、鉄道会社が会社として持っていて、ダイヤにゆとりのない区間の運転士なら知っていなければならないデータではないのでしょうか?

安全に関わるデータ算出ソフトなので、計算・解析の実績が豊富な鉄道総研に計算の簡略程度の妥当性・信頼性を検証してもらう事はできないのでしょうか。
お墨付きをもらえれば、JR各社を始め、多くの鉄道会社で普及し、ソフト開発者の願い通り、低コストで鉄道の安全が向上するに違いないでしょう。

また、利益と効率化を優先しがちな多くの民間企業と違い、開発コストよりも安全第一と言う理想をもち、こういうソフトを開発しようと考えるのは、さすが国公立大学の名誉教授だなと感じました。
独立採算制が求められている国公立大学ですが、こういった良さが無くならない事を願わずにはいられません。