2007-10-01

本日のポー占い

ポー占い:装備運下降気味

きょうは、装備するでしょう


雑感1:

ついに郵政公社が民営化され、日本郵政グループ各社となった。
「民営化」=「収益向上・サービス向上」という一面ばかり協調される。しかし、その実現のためには「収益率の悪い業務の切り捨て」が欠かせない。
国鉄が分割民営化されJR各社になった時に、多くのローカル支線が切り捨てられた。そして、その後も赤字路線や新幹線開業に伴う並行路線が廃止またはJRからの切り捨てられ続けられている。
以前の政権で進められた規制緩和の波は鉄道にも押し寄せた。鉄道廃止にずいぶん容易に廃止する事ができるようになり、交通弱者が悲鳴を上げる事態が地方で目立っている。

民営化された日本郵政グループ各社は、法律によって「日本全国どこでも誰でも活用できるサービス」を維持する事が求められているので、過疎地でのこれ以上のサービス低下は当分ないだろう。
ほんの一握りの為政者や経営陣によって、過疎地域を無視した収益至上主義を招きかねない規制緩和の波が郵政業界にやって来ない事を願う。

雑感2:

少子化問題は、利用者の少ない地方サービス・・・例えば、鉄道・・・の利用率の更なる低下を招く点では、非常に重大な問題である。
しかし、少子化に関して国が問題にしているのは年金支給問題である。現役世代が減れば、老人を支える為の現役世代1人当たりの負担額が大きくなるからと言うのが主な理由だったと理解している。
ふと思ったのだが、現役世代を増やしていけば・・・って、ネズミ講と同じ手口?

SLの話題・・・蒸気機関車保存会サミット

春日井の公園で「デゴイチ」観賞 SL保存会サミット
中日新聞

東海地区の蒸気機関車(SL)保存団体が一堂に会する「蒸気機関車保存会サミット」が・・・・今年は春日井、蒲郡、岡崎、西尾、半田、刈谷、岐阜、岐阜県中津川の各市の団体・・・後継者育成や予備部品の確保など各保存会に共通する課題・・・
リンク

後継者育成問題・・・蒸機整備経験のある国鉄OBには当然でも、そうでない人や世代には難しく大変な作業が少なくないだろう。
もちろん、愛知を中心とした東海地区は景気の良い地域だけあって、休日に時間的・体力的にに余裕のある人がそもそも少なくなっていると思われる。
保存活動する人がいなければ、たちまち朽ち果ててしまう鉄馬。
今回のサミットでは、どんな意見が出たのだろうか。