2006-01-13

聞かぬは一生の損

60年前の姿が今現れる!
ASCII24

“さようならキャンペーン”を行なっている交通博物館で、普段は公開されていないJR中央線高架下レンガアーチ内や旧万世橋駅ホーム跡を見学できる“旧万世橋駅遺構特別公開”が本日より開始された。・・・
リンク

なかなか交通博物館に行く機会がなかったのですが、今回なんとか時間をひねり出して行ってきました。日程が決まった直前だったので旧万世橋駅遺構見学は事前予約はできませんでした。でも、当日予約枠が半数あるため、遺構見学できました。
第一印象は『戦中・戦後直後の時代からのタイムカプセル』。映画などに出てくる戦中・戦後直後の駅のイメージがそのまま残っていました。前の投稿で、移築とかして保存すべきと書きましたが、この雰囲気は一部だけ切り出して保存する事は至難だろうなと思いました。
遺構見学の後は普通に館内の見学をして、最後に1階中央ホールの休憩コーナーで飲み物を飲んで交通博物館を後にしたのですが、休憩コーナーの床面は中央ホールより高い位置に、それも2段階の高さがあり、1段階目の床面から2段階目の床面に行くところだけ階段が石段でした。
私はその時、SL全廃後にC57の搬入・展示に伴う大改装の前の博物館の名残だと思って納得してましたが、帰ってきてこのページを見て、びっくりしました。あの石段は旧万世橋駅の名残だったんですね。
もっとじっくり見てくれば良かったと後悔しても後の祭り。ちゃんと学芸員さんがいるのだから、疑問に思ったらちゃんと聞かないと損します。

最後の写真で「若いナンバーを求めて開館前から並んだ」と言うのを読んで思い出しましたが、博物館の券売機や入り口付近に「切符を複数枚購入しても記念切符は1枚」と言う内容の張り紙がありました。収集目的なのか転売目的なのか分からないですが、気持ちは理解できますが、みんなで楽しみを分かち合おうと言う気持ちが大切だと思う。

0 件のコメント: