2006-12-26

地下鉄新線にみる鉄道建設に思う

16年ぶりの新線、厳しい出発 大阪市営地下鉄今里筋線
朝日新聞

大阪市営地下鉄で16年ぶりの新線となる「今里筋線」・・・1キロあたりにすると225億円。・・・
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地下鉄環状運転では日本初となった名古屋市営地下鉄でも巨額の建設費投入は問題になった。
本当に巨額の投資をしてまで必要な路線なのか・・・それは地下鉄に限らず、すべての公共投資に言えることである。
確かに、ある程度需要が見込める都市部やそこそこの人口を抱える周辺地区における公共交通機関は、バスよりは定時運行性に優れた鉄道の方が適当である。
しかし、都市部だから地下鉄でなければならないという固定概念はないだろうか。。。

都市中央地区への自動車乗り入れを規制し、その代わり、空いた道路には路面電車やバスを走らせて交通機関を充実させる。
具体的には、その地区の住民で自動車保有者にはパーク&ライド形式で地区外に優先的に駐車場を供給。住民など自動車乗り入れ許可者であっても、例えば、ETCのような課金装置搭載車両に限定し、規制地区に滞在する時間に応じて課金する事で地区内の自動車流通量を減らし、その課金収入を公共交通機関への投資に使う。
自動車保有住民( 特に自動車通勤する人 )や自動車メーカーからの反対が大きいだろうが、長期的に見れば、交通弱者問題や大気汚染問題( CO2排出問題、ディーゼル排ガス問題 )への比較的良いアプローチになると素人の私には思えるのであるが。。。

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