2007-01-21

SLの話題・・・SL人吉号復活への道のりは遠い?

「SL人吉号の復活を」 郡市で2月から署名活動へ
人吉新聞

人吉球磨地区商工連絡協議会(松村昭会長)と人吉商工会議所(堤正博会頭)、人吉温泉観光協会(有村隆徳会長)は、2月1日からSL人吉号を・・・
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不調によって現在工場入りして、復活の可能性を探っている(はず)の形式8620の58654。この記事を見て、未だ衰えぬ人気を感じる。
人気があると言っても、人を乗せて走るのだから、JR九州には万全の体制で復活作業に臨み、頑張って欲しい。

気になるのは、この機関車に限らず、全国を走る動態保存機のほとんどは、ある意味、実用的使用期限を越え、老体に鞭打っている状態である。
蒸機に関するノウハウを知る人が高齢でこの世を次々に去っていて、蒸機の運転・保守に必要な設備や技術( 特にマニュアル化が難しい長年の経験と勘が必要な技術 )がかなり失われている状態で、果たしていつまで走らせられるのだろうか。
長期保存のために、走らせるのは、勾配が少ない区間に限らせたり、ディーゼル機関車などの後補機を必ず付けるなど機関車への負担少なくする必要があるだろう。
力走が少なくなれば、煙が少なくなり、列車編成の見栄えも確実に悪くなる。そうなってもいいから動態保存して欲しいと思う人がどれだけいるのだろうか。

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