2007-04-06

ハイブリッド鉄道車両がお目見え

小海線走る世界初ハイブリッド列車 長野駅に入線
信濃毎日新聞

ディーゼルエンジンの発電機と蓄電池を組み合わせた「ハイブリッド列車」・・・JR長野駅に到着した。今夏から小海線(小諸-小淵沢)で世界初の営業運転を・・・
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鉄道でも自動車でもエネルギーをたくさん使うのは発車時や上り勾配走行時である。
電車の場合は停車時などで回生ブレーキによって、運動エネルギーを電気エネルギーに変換し、架線を通じて電気を戻せるので、エネルギー効率は良い。しかし、非電化路線はそうはいかなかった。
今回のハイブリッド車両は、そういう課題に対する、現段階では一番ふさわしい回答である。蓄電池のエネルギー高密度化が図れれば、蓄電池の重量・容積が小さくなり、更に燃費が良くなるはずである。

ハイブリッドというキーワードがしばしば出てくる自動車業界ですら、ハイブリッド車両は少数派である。ましては、鉄道業界は言うまでもない。
国も環境問題に本気で取り組むのなら、電池開発を実質的に個々の民間企業任せにせず、政府が音頭を取って、企業や大学の壁を越えて、みんなで取り組まねばならないと思う。。。そういう事ができないのは、他の企業との共同研究・共同開発を嫌がる大企業があり、そこからの企業献金や選挙時の票が減るのを恐れているから?

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