2007-04-30

現代日本は悲しい事故をなくせるか

視覚障害夫婦、ホームから転落はねられ重傷…大阪・桃谷駅
読売新聞

・・・恵坂さんは目が見えず、幸子さんも弱視。・・・線路を挟んで反対側のホームに止まっていた電車を自分たちの乗る電車と勘違いし、乗ろうと線路側へ進んだところ、転落したという。つえなどは持っていなかった。・・・
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転落防止のための可動柵に頼るよりも、駅員や周りの人が気付いてサポートできる環境作りが大切ではないだろうか。
もちろん、そのためには障碍者自身も障碍を持っている事を示す白い杖などを持って行動すべき。

近年、席を譲られても「私は元気だから」と断る老人が多くなり、断られるのが悲しいからと席を譲ることを止めてしまった人が多くなった気がする。そんな「人に頼るのを恥とし、人に頼らない」生き方を選択するのが当たり前になってしまった現代日本。

障碍者じゃなくても人間は結局一人じゃ生きていけないのだから、困った時はお互い様そして思いやりの精神を日本社会が取り戻すにはどうしたら良いのだろうか。

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