2007-06-11

乗換案内システムは鉄道を活性化させる?

鉄道とバス 時刻表の“コラボ” 乗り換えイライラ解消!?
中日新聞

・・・交通機関の乗り換えに伴うストレスは、思わぬ心理的負担・・・「乗り換え情報提供システム」が全国で初めて導入・・・課題は、年間七百万円程度に上る維持費・・・
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出かける時に公共交通機関よりも自家用車を選ぶ人のうち、乗り換えが面倒という理由の人が少なくない。
そういった人に公共交通機関を利用してもらうには、それなりの工夫や投資が欠かせない。
今回の記事に採り上げられているつくばエクスプレスの三郷中央駅の導入システムは写真を見る限り、ハード的にはかなり立派であり、維持費が年間700万円程度になってしまうのは仕方ないだろう。

このシステムそのままでは、コストの関係で導入できない交通機関がほとんどと思われる。
何が本質的に必要なのかを吟味すれば、タッチパネル方式でなくテンキー方式でも対応できるだろうし、表示色も数色あれば十分である。そして大きさももう少し小さくできるだろう。
遅延などリアルタイム情報を表示するには、各交通機関の運行管理システムに依存するため、こちらの投資額削減は難しいだろう。

こう言ったインフラ整備に関する研究開発は、民間企業に任せっきりにせず、国や大学もどんどん参加して行って欲しい。

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