2007-06-30

ハートの問題?ハードの問題?

<特集>JR福知山線脱線 事故調最終報告書
読売新聞

死傷者669人を出す大惨事を招いたJR福知山線脱線事故で、航空・鉄道事故調査委員会が2年余りかけてまとめた「事故調査報告書」は、図表も含めて430ページにのぼる。・・・
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読売新聞のJR脱線事故特集には最終報告書の要約が掲載されている。
各種メディアの報道では、日勤教育が運転士に与えたストレスによる運転ミスが悪いと言う論調であった。
最終報告書を要約した内容を読む限り、確かに直接的原因はそうだが、ハードウェア(列車や設備)に「ヒューマンエラー」を起こしやすくする要因があり、また、予防する手だてはいくつもあったとわかる。
精神論(ハート)でヒューマンエラーを防げるなら、そんな幸せな事は無い。
その為に開発された技術や装置が活用されないのは、もったいない。国は鉄道会社に始動していくべきであるし、体力のないローカル鉄道には経済的にも支援していくべきではないか。

少し話は逸れてしまうが、何のために国に税金を納めているのか?税金の用途を限定的にせず、予算に余裕があれば、余裕のない予算の方に回せる(国民投票などは当然行った上で)、そんな税制度は作れないものだろうか。

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