2007-07-14

ゆとりとデザイン

老駅舎 万感の「定年」 JR神戸線・灘駅
朝日新聞

2階分はあろうかという高い天井。改札口上の美しいアーチ形の飾り窓から、柔らかな外光が降り注ぐ。振り返ると、入り口の上にも同じ窓。19世紀末に欧州で流行したモダンなデザイン・・・
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50年後や100年後に誇れるデザインをもつ駅舎が現在どれだけ作られているだろうか。
「無駄」のない「機能美」をアピールするデザインの駅舎が今どきは大半ではないかと感じる。
「ゆとり」を無駄と考えるかどうかは、それぞれの人の主観に基づくので、それが良いか悪いかは言えないが、私個人的には「ゆとり」は「遊び心」に繋がるので、とても大切にして欲しいと思う。
デザイン的なゆとりだけでなく、建物の設計そのものも、国の基準ギリギリではなく、十分に「ゆとり」を持って設計して欲しい。

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