2007-07-20

新装置で安全向上を図れるか

オーエークリエーション、鉄道レールのゆがみを自動測定
日経新聞

・・・鉄道レールのゆがみを自動測定するシステム・・・小型カメラを載せた台車をレール上に走らせて測定する。従来は複数の技術者が手作業で軌道の幅などを測っていた。測定時間が30分の1で済み、作業負担も軽減・・・
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保線作業は列車の安全運行に欠かせない作業である。しかし、自動車の普及や少子化で乗客数が伸び悩んだり減少している鉄道各社は人件費などコストを抑えたい。
そんな事情を踏まえると、保線作業は最低限に押さえたいと考えるのは当然である。
一方、車両の軽量化と運転の高速化に伴って昔と比べてレールの不均一な摩耗が進みやすいと聞く。
レールの不均一摩耗が進みやすいと言うことは、レールの点検回数を増やす必要があると言うことである。
今回の装置で従来の点検項目に関して点検作業の負担が少なくなれば、その余力で点検回数を増やすなどが可能になる。
そういう点から今回開発された装置の普及に期待したい。
余力が出るなら、点検作業員数を減らそうと言う動きにならない事を願いつつ。。。
普及のためには低コスト化が欠かせないが、現段階でどれぐらいのコストがかかるものなんだろうか。

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