2007-08-20

ものづくりと職人

新幹線の顔作りの技に光
中国新聞

・・・山下工業所(下松市)が、経済産業省のものづくり日本大賞特別賞を受賞した。感覚を頼りに鋼板をハンマーで何度もたたいて流線形をつくる職人の技術・・・「打ち出し工法」・・・これまで、ほとんどの新幹線の先頭車両を受注・・・
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これほどの技術を誇る職人は、そんなに多くないかも知れないが、町工場のような所に優れた技術をもった職人は沢山いて、日本の工業を支えていると言う。
こういう人達は収入を含めて、その技量に見合った待遇なんだろうかと心配になる。

技術立国再びを目指し、子どもや学生達の理科離れを食い止めようとするならば、将来、理系の職に就きたくなるような姿を子ども達に見せなければならないと思う。
一部の先端技術研究開発だけでなく、経験を要するような技術職人によるモノ作りに対しても、多くの人が憧れるようにならなければならない。その為にも、理系職、それも経験を要する技術職の待遇を、若干過剰気味なくらいに向上させるべきと思う。

最低労働賃金など労働者待遇の引き上げをまともにできず、更に、低所得者に対するフォローが今まで出来なかった政府・国には、今後はご都合主義に走らず、しっかりしてもらいたい。

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