2007-11-05

明治のレールは過剰品質?

110年前のレール見つかる 南海・泉佐野駅の柱に刻印
朝日新聞

・・・南海電鉄泉佐野駅の柱に、1897(明治30)年の南海線開業前後のレールが使われていた・・・開業に合わせて特注した可能性・・・強度は十分。列車本数が違うものの、今のレールの寿命は約20年。「明治期の技術は骨太ですね」と担当者。
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明治までさかのぼらなくても、昔の工業製品は、今のものと比べて、機能は単純で少なくても、かなりしっかり作られている事が多いと感じます。
( 家電メーカが30年以上前に製造した扇風機の使用を中止して欲しいとアナウンスが、記憶に新しいです。)

コンピュータの普及や材料特性の分析・解析の工場に伴い、製造コストを抑えるために「過剰品質」にせず、「必要十分な品質」で工業製品が作る事ができるようになった。
確かに「必要十分」で良いのだが、「必要十分」な品質の定義って何を基準にするのだろう?

本当に「必要十分」な品質は、「必要十分」なのだろうか?

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