2008-02-16

今週のSLの話題

「義経」「弁慶」帰っておいで…小樽の有志、SL保存会発足へ
読売新聞

蒸気機関車「義経号」「弁慶号」など北海道開拓で活躍した鉄道遺産を故郷に呼び戻そうと、本道鉄道の発祥地・小樽市手宮地区の住民らが3月3日、「北海道鉄道文化保存会」を発足・・・飯田代表は、「義経号などが小樽に戻れば大きな観光資源となる。・・・
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先日の社員旅行で小樽に寄ったのが、小樽市総合博物館は小樽の主要観光地やお土産購入エリアから離れている印象を受けた。

本当に義経号と弁慶号を北海道に呼び戻すだけで小樽の観光資源になるのだろうか。かえって、現在と比べて歴史的遺産を目にする事ができない人が増えてしまうのではと心配になる。

如何に魅力ある観光資源にできるかを提案できるかが課題である。
私は特に思いつかないが、「北海道鉄道文化保存会」の賛同者らには何か良いアイディアがあるのだろうか。

100歳のSL「下工弁慶号」、走る雄姿見られない?
読売新聞
・・・“高齢の心臓”の安全性を確保できず、いつ、どこで走らせるといった具体的な計画もないことから、市は「当面、動態保存をする考えはない」・・・「機関車の心臓部を取り換えてしまうと、文化的価値が保てなくなる」(市教委社会教育課)・・・
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明治村の12号機関車は、日本の鉄道の開業初期に、新橋横浜間を走った機関車のひとつとして知られているが、当時からの部品は半分程度と聞く。そんな12号機関車に文化財はないのだろうか?
私にはそうは思えない。
一方、ボイラの安全性と動態保存の問題は、金銭的に難しいですが、ホテルSLや若桜鉄道のようにエアコンプレッサー方式なら動態保存できるかも知れない?

愛媛・今治工高生力作SL模型…卒業課題
読売新聞
予讃線などで活躍して「ハチロク」の愛称で知られるSL「8620形」と、旧今治駅舎の模型を、愛媛県今治市河南町の県立今治工業高機械科の3年生4人が卒業課題として作り、JR今治駅みどりの窓口前で展示している。両方とも本物そっくりの見事な出来栄え・・・
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圧縮空気でちゃんと動くようにしてある辺りに、彼らの技術力と鉄道への愛情を感じる。

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