2006-01-16

戦時設計

竹でできた橋!?大丈夫 長崎・佐世保 戦時中に建設
産経新聞

長崎県佐世保市のコンクリート製の鉄道橋「福井川橋梁(きょうりょう)」に鉄筋の代用で竹が使われている可能性のあることが分かり、列車を運行する第三セクターの松浦鉄道と工学院大が二月上旬に橋に小さな穴を開けて「先人の工夫」について調査することになった。・・・
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鉄など金属不足していた戦時中に代替材料で様々なモノが作られた。
蒸機関係では、空気を整流し煙突からの煙をキャブから逸らすデフ( 除煙板 )を木製で作ったのが有名である。
今回はコンクリート製の橋の補強剤に鉄筋でなく竹を使ったと言う話である。鉄筋の役目は、コンクリートの引っ張り弱さを補うものであるから、引っ張りに強く耐水性がある竹は、非金属製の代替品としては最適だったと思う。それにしても、竹に目を付けたのは脱帽である。

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