2006-04-17

大丈夫なのか?

部品破断面にさび、亀裂が長期進行か ゆりかもめ事故
朝日新聞

車軸とタイヤを結ぶ部品が破断した東京都の新交通システム「ゆりかもめ」について国土交通省航空・鉄道事故調査委員会は17日、破断部分の一部がさびていることを明らかにした。・・・
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<ゆりかもめ>17日始発から間引き運転で運行再開へ
Yahoo!ニュース (毎日新聞)
東京臨海の新交通「ゆりかもめ」の車輪脱落事故で、運行会社「ゆりかもめ」は16日、「ハブ」と呼ばれる車軸とタイヤをつなぐ筒状の部品の一部が破断したことで脱輪が起きたことを明らかにした。・・・
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日航機の御巣鷹山の墜落事故では、金属疲労で隔壁が破損したのが発端で事故に至ったと言われています。
航空機では飛行距離だけではなく期待に負荷のかかる離発着の回数も、機体や部品の検査時期の指標になります。
それを踏まえて、紹介した記事などを読む時に、メーカーの情報ではハブの寿命は走行距離100万キロと言うことにひっかかりを感じる。この寿命は、今回のように、短い距離であるが駅間の距離が比較的短く、単位走行距離当たりの発停車回数の多い新交通システムでの運用を想定した寿命なのか、鉄道一般的な運用を想定した寿命なのか。
新交通システムを想定した寿命としたら、このシステムが一般的な鉄道システムと比べて、歴史的にも量的にも実績が少ないため、予測寿命の見積もり精度が悪かったのかも知れない。まさか、鉄道一般的な運用を想定してた訳ではないだろうが、追跡調査をもう少しやって欲しかった。

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