2006-04-19

ヒヤリハットへ民営化のダークサイド?

運転士7割ゆとり不足 JR西・新ダイヤ1カ月
神戸新聞

尼崎JR脱線事故を教訓に、JR西日本が近畿圏で運行時間にゆとりを持たせたダイヤ改正を実施して十八日で一カ月。共同通信社が運転士百人に新ダイヤについてアンケートした結果、七割が十分な余裕を感じていないことが分かった。・・・
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ヒヤリ体験、半年で1022件 JR九州
朝日新聞
「駅場内の信号機が見づらい」「眠気のため通過駅に停車した」――。JR九州が事故につながりかねない経験や意見を社員から募る制度に、約半年で1022件の報告が寄せられた。・・・
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「ゆとり」ダイヤになったJR西日本であるが、改善されたものの不十分だったり、改善されなかったり、逆に改悪になったりと安全運行体制の確立はまだ遠いようだ。
過密ダイヤで競争の激しい大都市圏だからかなと思っていたら、JR九州でも安全性に不安を感じるアンケート結果が出ているようで、昨年のJR東日本の脱線転覆事故なども合わせて考えると、インフラの民営化は不安を感じます。
マンション偽装設計は、設計検査の民間委託量増加が無視できないみたいですし、郵政事業の民営化が進む中で地方でのサービスが少し低下しているような気もします。(年賀状の異常な遅配は、個人情報保護法施行の影響でバイトを上手く集められなかったという話があるので、一概に民営化とは言えないかも。)
利益追求社会で、これからの日本は本当に大丈夫?

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