2006-05-07

高所恐怖症の人は乗れない

車窓から絶景満喫 臨時列車「あまるべロマン号」
新日本海新聞

余部鉄橋からの絶景を満喫してもらおうと、JR西日本は三日から、山陰線に臨時列車「あまるべロマン号」を運行している。・・・
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今年度から橋の架け替えが始まる餘部鉄橋で、5月3日から本日7日までの間、展望車両を連結した臨時列車を走らせたと言う記事である。
独特な光景を作りだしてきた鉄橋であり、橋の架け替えでその光景が見られなくなると言うことで、最近、鉄道ファンが多く訪れているが、その多くは鉄道に乗る事よりも、光景を撮影する事に重きを置いているファンの様な気がする。
そんな鉄橋を取り巻く状況があるが、今回JR西日本は、鉄橋からの眺めを楽しんでもらおうという臨時列車が仕立てたと言う事が注目すべき点である。鑑賞対象としての鉄橋でなく、観賞場所としての鉄橋。
今回の鉄橋の架け替えは、老朽化に伴う橋の掛け替えであるが、情緒ある鉄橋からコンクリート橋になってしまうとの事なので、鑑賞対象としては魅力が確実に落ちる。少なからず橋目当ての観光客が減るだろう。
この臨時列車は普通乗車券で乗車できる列車であったが、今後、急行料金を徴収するが、橋からの眺めを楽しめる観光列車を定期運転する事はできないのであろうか。もちろん、それがSL列車なら私はなお嬉しいが。。。

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