2006-07-02

教訓を生かして新技術開発へ

突風に短時間予報 鉄道事故受け09年度までに実用化
朝日新聞

乗客5人が死亡、32人が負傷した昨年12月のJR羽越線の脱線・転覆事故を受け、国土交通省は、事故の原因とされる突風の発生を・・・
リンク

こういう基礎的技術の研究開発はとても地味で、ビジネスにどれだけ活かせるか未知数が大きかったから、今まであまり実用化に向けた研究がされてこなかったのだろうか?
本来、国立大学はそういう基礎的研究を担っていたのだが、せっかく予測技術に欠かせないコンピュータ能力が高くなっているのに、近年の国立大学法人化の流れの中で、企業とタグを組めそうな研究や先日早大の研究偽装などでクローズアップされている科研費が取れそうな研究に偏っているような気がする。
今回の一連の流れの中で、地味な研究でもちゃんと研究費が回るような流れになって欲しいが、誰もが大学改革だ失敗に終わったと感じるだろう10年くらい後まで無理だろうな。

0 件のコメント: