2006-07-14

経費削減の影響?

線路傾斜の不足が原因 東急田園都市線の車体接触
朝日新聞

東急田園都市線を走る電車に6月、すり傷が見つかったトラブルで、東急は13日、梶が谷駅(川崎市高津区)のカーブの線路の傾きが十分でなかったため・・・
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きちんと定期的な検査をしていれば、こんな事態にはならないはずであるが。。。
検査がずさんなのか、それとも以前の保線作業時が手抜きだったのか?
以前購入した「JRのレールが危ない」という本によると、JRの保線管理はJRの下請けの下請け、つまり孫請けが作業を行っているらしい。そして給料が安いが重労働という劣悪な労働環境のため、従業員は長続きせず、次々に人が入れ替わる傾向にある。その結果、保線管理の経験的技術が継承されず、結果として保線管理能力が下がっているとの事。
これが、もしJRだけでなく、私鉄を含む全ての鉄道で常態化しているとしたら、今回の事件と類似の事件が、特急列車を設定して速さを売りにしている鉄道会社を中心に、これから数年の間に頻発するかも知れない。

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