2006-07-31

IC乗車券と技術と実情

IC乗車券利用で定期入れが2つ必要なケースも!?
エキサイトニュース

ここ数年で駅の改札口での音が「カシャ」「カチカチ」から「ピッ」に変わってきている。そう、ICカード乗車券だ。今や、電車やバスの定期券の多くは、・・・
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日本でのICカード方式「Felica」はソニーが開発したそうですが、そのソニーによると、技術的に3枚まで重ねて使用できるらしい。
ソニーは運用面まで規定しておらず、公的機関や業界団体などで指導や議論がなく、各社が長期的な運用ビジョンを持たないて独自に運用方針を規定してた為に起こった問題である。
( 特に、将来的に相互利用する可能性があるなら当然だし、相互利用が決まってなくても、同じ地域の鉄道各社は討議しておくべきだった。 )

こういう話を聞くと、コンピュータの2000年問題を思い出す。
データのコストを下げる目的で、年を下2桁のみで表していた為、「01」年が1901か2001年かコンピュータが識別できなくなり、誤作動が起こる問題であった。
例えば、MS社製のOSを搭載したパソコンで言うなら、MS-DOSの時代は仕方ないが、Windows3.0の時代には、データにかかるコストは十分に下がっていた。MS社が来たる2000年問題の重要性を認識して、Win3.0をDOSベースではなく、新規設計していたら・・・歴史にもしもは無いが・・・

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