2006-09-04

都市部でのサイクルトレイン実現への課題

都市部でサイクルトレイン実現を
日経BP

サンフランシスコとサンノゼを結ぶCaltrain。発車時刻が迫ると、そのサンフランシスコ駅に自転車に乗った乗客が大勢現れた。彼らは駅舎前で自転車を降りると・・・
リンク

サイクルトレインというのは単に車両だけの問題ではない。駅施設がそれを想定していないからである。例えば、自動改札や長い階段。
自動改札は人間が通ることを想定して作られているが、自転車など大きな荷物をもって通ることを想定していないので、改札機の改修をしないとしたら、有人窓口のある改札を通るしかない。
都市部では利用できる空間は目一杯利用するのが普通であり、その為、駅が何階層にもなっている。階段やエスカレータ・エレベータを利用しないでホームにたどり着ける所は、少ないだろう。
そう考えると、鉄道規則を変えても、実際には都市部ではやはり折りたたみ自転車しか持ち込もうとは思えないかも知れない。よって、サイクルトレインのシステムを作るよりも、軽量の折りたたみ自転車を開発する方が日本の現状には合っているだろう。

0 件のコメント: