2006-09-23

独リニア衝突事故の原因は人的ミス

通信系統ミスが原因か、独リニアモーターカー衝突
CNN.co.jp

ドイツ北西部ラーテン――試運転中のリニアモーターカー(磁気浮上式高速鉄道)「トランスラピッド」と保線管理車両が・・・
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独リニア車両の衝突事故、死亡者は25人に拡大、原因は人的ミス
IBTimes
独警察広報官のマーティン・ラタマン氏は、ドイツ北西部のラーテンで22日午前に起こったリニアモーターカーと作業車両の衝突事故で・・・
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昨日の投稿記事で「レーダー探知機などを先頭車両に取り付け」と書いたが、よく考えたら、高速列車なので障害物の有無は数キロ先のもので判断しないといけないから、先頭車両にセンサーを付けるのは非現実的でした。高速列車用に調整した自動閉塞方式を採用すれば良いのだろう。
ただし、日本で一般的な方式である「線路を車輪で短絡する事で軌道上の鉄道車両を検知する」方式ではなく、リニア軌道上の各所に物体を検知するセンサーを取り付け、そのセンサーが反応したら、軌道上に列車や作業車が存在すると判定し、列車の制御を行うと言う形になるだろう。

人為的ミスで、技術的なミスでないと言う弁明が出されているようだ。しかし、単なる車両技術ではなく鉄道システムとしての技術の観点から見ると、連絡ミスと言ったありがちな人為的ミスを回避できないのは、対策不十分で、技術的ミスと言っても過言ではないだろう。決してミスを犯さない人間は誰一人いないのだから。

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