2006-12-25

運賃100円、増発で乗客倍増

運賃100円、増発で乗客倍増 熊本電鉄
熊本日日新聞

熊本電気鉄道と熊本市内の中心商店街などでつくる街づくり組織「すきたい熊本協議会」は二十四日、熊本電鉄藤崎宮線・・・
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乗客減少と運賃値上げの連鎖となる負のスパイラルから抜け出すためには、思い切った運営を打ち出さなければならない事は大抵の鉄道関係者は知っているだろう。しかし、その一歩を踏み出す勇気はなかなか出ない。
今回の社会実験では運賃を100円均一にする事で乗客が倍増したそうである。これで収支が良好なら良いだろうが、運賃を下げれば、乗客がかなり増える事は確かめられたようである。
自動車に鉄道が負けているのは、行きたい所に行きやすいかどうかである。電車の接続などがスムーズならば、高齢化社会を迎え、交通弱者が増える時代において、必ず需要が伸びるはず。
全国各地の多くの鉄道では運営のあり方が問われている。少しでも早く、新しい運営に向けた良いヒントや解答が見つかる事を望む。

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