2006-12-13

安全運行の話題・・・2件

近鉄、安全対策に100億円投資──国交省令上回る性能の新ATS、1800ヵ所に設置
日経ネット
近畿日本鉄道は約100億円を投じ、来春から安全対策の強化に着手する。急カーブなど約1800カ所に新型ATS(自動列車停止装置)を新設するほか、運転士の異常時に・・・

ATSもずいぶん高機能化なものが開発され、ATC(自動列車制御装置)との差がずいぶん小さくなって気がする。
列車運行の安全性は列車運転士に依存する部分は向上するだろう。
それは良いのであるが、これまで運転士が経験に基づいて育てていたような才能を身につける事が難しい時代になってくると思われ、長期的には、鉄道運行の安全に暗雲が立ちこめてくるのではと・・・杞憂であって欲しい。

京成線で架線切れ、特急が緊急停車…ダイヤに乱れ
読売新聞

11日午後5時55分ごろ、千葉県習志野市の京成線谷津~京成津田沼駅間の下り線で、架線1本が切れて・・・
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整備がきちんとしていれば、架線ってそうそう切れるものでない。整備不足?それとも、いたずら?
早く原因究明が完了し、対策が立てられる事を願う。そうしなければ、車から列車へのモーダルシフトの流れが途切れてしまうに違いない。

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