2007-01-07

安全運行の話題・・・事故痔の送電停止

福知山線、事故後50分も送電続く…救助で感電の恐れ
読売新聞

JR福知山線脱線事故で、現場線路上の架線の送電が停止するまで事故発生から50分近くも経過し、救助活動にあたる救急隊員や市民らが1500ボルトの電線に・・・
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送電停止が必要な区間の電車が最寄り駅に到着するまで送電を続ける事は、インフラを担う民間企業としては仕方ない判断である。
事故後も送電が続いていた事よりも、救助活動が送電停止を確認しないまま行われるのを放置していた事の方が問題である。

何のために車掌がいるのか。列車や乗客の安全確保も業務のひとつである。それが遂行されなかった背景に、JR西日本の安全意識の低さを感じざるを得ない。
また、ほとんど起こりえないだろうが、送電の即停止が必要と思われる送電設備異常発生時の対処マニュアルがないのも問題である。

JR西日本に限らないが、もう少し安全に対する意識向上に努めて欲しい。また、政府・国土交通省も安全意識向上を各社に促すだけでなく、資金的面を含めて支援をしていって欲しい。

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