2007-03-11

人材と冗長性

乗客「復旧遅すぎる」…阪和線ストップ
読売新聞

・・・信号ケーブルの火災・・・阪和線が6時間余りにわたって全面運休・・・ある社員は「経営合理化で、要員の減少や外注化が進んだことも原因の一つ」と指摘・・・
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冗長性(=必要のない部分がある事)のないシステムは、将来的に拡張が必要になった際に行き詰まる。
(大雑把に説明すると、もし当初の設計時に、その時に必要がない部分を用意しておけば、将来に機能追加する際に、システム全体を直さなくても、用意しておいた部分を直す事によって新しい機能を利用できるようになる。)
冗長性の無さによって行き詰まった場合、上位互換性のある(=従来の規格にそったシステムも利用できる)システムを新規に作成しなおす羽目になる。
これは機械だけではなく、人材でも同様である。
ギリギリ必要な者だけと絞ってしまうと、いざトラブルが発生した際に、トラブル対応に回せる人材が不足するからだ。
旧国鉄のようにたくさんとは言わないが、もう少ししっかり正社員を採用し、育てていって欲しい。

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