2007-05-12

3日間の講習に命を預けられるのか?

鉄道の事故防止策導入 コースター 国交省方針、探傷検査を徹底
東京新聞

・・・「鉄道で磁粉探傷試験のできる専門家は全国でも数十人程度」・・・簡易な打音検査にしても、亀裂がある時とない時の音の微妙な違いを知らない検査員だと、亀裂を見逃すという。遊具の法定点検を行える検査資格は、三日間の講習後の試験で比較的簡単に取得でき・・・
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打音検査がきちんとできるようになるためには経験が必要と知っていました。
機械を利用する磁粉探傷試験は、機械導入のコストはかかるが、経験は比較的少なくても検査できると私は思っていました。鉄道業界で数十人程度って事は、如何に磁粉探傷試験が難しいものであるかを物語っているのですね。
誤解していた事が恥ずかしい!
それにしても、ひとつ間違えば命に関わるような危険な遊具の検査が、3日間の講習と試験をパスできた経験の少ない新米検査員であっても任すことができる怖ろしい現実。今回の事故まで、よくも大事故が起こらなかったものです。

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