2007-09-06

電動車いすと踏切の安全

電動車いす男性、踏切でJRにはねられ死亡
読売新聞

・・・踏切(警報機、遮断機付き)で、電動車いすに乗った男性が・・・電車(8両)にはねられ、即死・・・踏切は長さ約20メートル、幅約3メートルの歩行者専用で、障害物検知装置はなく、最近3年間で少なくとも3件の事故・・・
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歩行者専用踏切を自動車は通行できないが、歩行者には年齢や身体による制限はかかっていない。
過去に何件も事故が発生している「開かずの踏切」で、検知装置が設置されていないのは、問題ではないか?
JR西日本が、安全第一を目指すと言っている割になかなか実行されていないように見えるのは、あまりやる気がないのか、それとも危険な箇所が多すぎて時間がかかりすぎているのか?
もちろん、検知装置があれば事故が防げるわけでない。

都市部の大きな道を横切る横断歩道には、赤信号になるまでの目安時間を表示する機能のある信号機がある。
GPSなどの利用により全列車の現在位置が把握できるようになれば、電車がやってくるまでの予想目安時間がはじき出せる。
そう言った情報を踏切に表示する事で、足に自信のない人などに踏切を渡るかどうかの判断をさせる事はできないだろうか?
もっとも、逆に足に自信がある人が踏切に駆け込んできて、事故が増える可能性も否定できないが。。。

それから、電動車いすの利用が利用者任せってのは・・・。そう言った状況を認識していながら放置している行政は無責任と言う気がするが、放置せざるを得ないほど財政状況が悪いのか?

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