2009-11-02

解体部品は買いたい部品

前回の投稿の後、先週末まで非常に忙しく、不条理さを感じざるを得ない毎日でした。

それはさておき、ネット見つけた気になる話題。
静態保存のSLの譲渡の話題はよく見かけましたが、販売部品の部品取りも視野に入れた譲渡って初めてかも。
状態が悪く、保存費用が捻出できない、運送費が高くて引き取り手が現れないからと解体される静態機がこれからもどんどん増えると予想されます。また、古い鉄道車両にはアスベストが利用され、結果として解体費が結構高額になると思われます。

単なる解体部品としてではなく、アクリルガラスに埋め込むなど卓上オブジェに加工するとか、出生証明ならぬ機関車ナンバー証明書を添付するなど付加価値を付けつつも、リーズナブルな価格設定ができればSLファンに魅力ある部品となり、結果として解体費の補助になるのでは。。。
この話題の後日談が楽しみです。

山陰中央新報 - 鳥取・D51の引き取り手決まる

...島根県隠岐の島町の建設業・隠岐商事に引き取られることになった。同社は、車輪や車軸など下回り部分を隠岐の島町に持ち運び、同町に寄付して町内の公園に展示する。
...本州を最後に走ったSLである同車両がスクラップにされる可能性が高いと知り、「ならばせめて、車体の一部だけでも隠岐の島で展示したい」と、引き取りを決めた。
 渡辺社長は、自社従業員の手でSLを解体し、自社運搬車を使って車輪や車軸などを全額自社負担で隠岐の島町に持ち帰る。それ以外の細かい部品は、米子市内の自社倉庫に保管し、SLファンに有償譲渡するという。...

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