2006-05-08

日本人には信じられない話

どこでも乗り降り自由な…
NNA

どこでも乗り降り自由なタクシーのような列車があると聞いて内モンゴルに行った。・・・
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時刻表に載っていない、ダイヤに縛られない鉄道があるという記事である。
正確なダイヤに慣れた日本人には、諸外国、特に郊外路線の大雑把な運行にイライラする人が多いと聞くが、いつ来るかわからない鉄道は耐えられないかも知れない。
正確なダイヤは元々、お召し列車のために作られたという説を聞いた事がある。言うなれば、沿線住民が列車が来る時に沿線で敬礼しそこなわない為である。
正確なダイヤだからこそ、鎖国時代ののんびりした日本が「効率よく」成長して来れたのかも知れない。しかし、それと共に日本人は生活に「ゆとり」を急速に失ったのではないか。
昨年はJR・私鉄ともに脱線事故が相次いだ。日本人は鉄道会社側も利用者側ももう少し心身共に「ゆとり」を持たない限り、悲しい事故は減らないだろう。
こういった問題は個人で考えるものでなく、社会全体で考えるべきものである。テレビ局などマスコミは視聴率稼ぎの番組ばかりでなく、少しくらい社会派的な番組も作って欲しいと願う。

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