2006-05-08

地域格差と意識改革

苦境続く第3セクター鉄道
東京新聞

旧国鉄の分割民営化を機に、沿線自治体などの出資で誕生した地方の「第三セクター鉄道」。日本最長の三セク鉄道だった「ふるさと銀河線」(北海道)が4月に運行を終了。・・・
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そもそも第3セクターは旧国鉄の分割民営化の際に見捨てられた路線を引き就いた鉄道会社なので、かなり工夫しないと赤字のままという事は容易に想像できる。
記事中のインタビューにあるが、基金や補てん頼みの経営体質から抜け切れていない事は確かにあるだろう。そうと言っても、例えばJR西日本の様に安全を2の次にした利益第一主義になっても困る。
地域密着型の第3セクターだからこそ出来る事があると思う。地域住民と協力して、その地域になくてはならない鉄道の姿を求めていけると良いと思う。
そして、国もインフラサービスの地域間格差を看過するのではなく、きちんと努力している第3セクターには自動車税などの財源を利用して補助を出すべきであろう。( もちろん、その為には、不必要な道路工事をしないなどの改革が必要である。 )
一方、飴と鞭ではないが、経営努力もせず、むやみに赤字補てんを求める第3セクターには、その経営陣対して何らかの制裁をすべきではないかと思う。

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