2006-06-11

3人寄ればじゃないが。

客乗せたまま線路の異常検知 東大教授が開発
朝日新聞

走行する営業列車に伝わる微妙な振動の違いで線路を点検する、そんなシステムを東大工学部の藤野陽三教授(社会基盤学)らが開発した。・・・
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運転中に車輌の異常な振動で線路異常を感じとり、実際調べて問題が見つかるという話をちょくちょく聞くが、そのベテラン運転士が感じ取る感覚をデータ化し活用するという、いままでありそうで無かったシステム。センサー技術・位置特定技術・データ処理技術という3つの技術がそれぞれ十分に向上したおかげで実現。
バブル崩壊後、日本では、業務成績の評価をチームではなく個人で評価する傾向が強くなった。その結果、直接業績に繋がらなくてもチームをまとめるなど縁の下の力持ち的なが評価されない事が多くなった。これまで日本の工業技術力の高さはチームプレーでなりたっていたようなものであり、若者世代を中心に理科離れが進んでいる状況を考えると、これからの日本の工業技術力低下が危惧される。

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